Summary

概要

 

東京中心部、山手線沿線である大崎駅に隣接し、オフィス棟や住宅棟などから構成される複合施設「アートヴィレッジ大崎」には、国内外のアーティストによる5つの作品が設置されています。このプロジェクトでは、山手線に隣接する敷地の特性を活かして、敷地内からだけでなく、山手線の車窓からも人々に見てもらえるよういくつかの作品を配置しています。特に真っ赤な帽子が天高く伸びる15mの高さをもつこびとをモチーフとしたインゲス・イデーによるユーモア溢れる彫刻作品は、通勤時など多くの人々の興味を引き、話題となった作品です。また、このプロジェクトでは先端技術を駆使して作品をつくるアーティストを積極的に起用し、クリスチャン・メラーによる「ノジー」、ヨアヒム・ザウターによる「デュアリティ」など人々の動きに反応するインタラクティブ・アートなども設置されています。

   

Project Summary

計画概要

場所 東京都品川区大崎駅東口
完成 2007年
※前組織・代表取締役時のプロジェクト
事業主体 大崎駅東口第3地区市街地再開発組合
参加アーティスト インゲス・イデー(ドイツ)/クリスチャン・メラー(ドイツ)/ヨアヒム・ザウター(ドイツ)/モーリス・ヨーステン(オランダ)/吉水浩(日本)
設計・建設 (株)日本設計(建築設計)・(株)大林組(設計・建設)

 

Services

業務

・コンセプトメーキング(地域調査およびコンセプト策定)
・キュレーション業務(作家・作品・設置場所の提案・協議・決定)
・協議・調整業務(事業主体・作家・設計者等との調整)
・コスト管理(作品制作設置コスト等)
・スケジュール管理(制作・設置を含む全行程の管理・調整)
・メンテナンスマニュアルの作成(メンテナンスに関わる調査・資料作成)