Summary
概要
青森県十和田市の中心部に位置するArts Towada(アーツ・トワダ)は、アート作品、中核施設である十和田市現代美術館、アートプログラムの3つから構成される「アートによるまちづくり」プロジェクトです。2008年4月に計画の第一期となる十和田市現代美術館が開館し、2010年4月には、美術館南側に第二期エリアとなる「アートスクエア」がオープンしました。国内外30名のアーティストによるパーマネント作品に加え、展覧会やワークショップ、地元商店街をはじめとする市民の方々と連携したアートプログラムなどが実施されています。雑誌やテレビなど多くのメディアで取り上げられ話題となり、人口約6万人という小さな街で、年間18万人という多くの方々が訪れている人気の美術館となっています。弊社代表である長田哲征が、2002年から全体計画監修者としてほぼゼロの状態から計画策定を行い、作品や作家の選定、美術館の機能や面積構成、建築設計者の選定プロポーザル、運営方針の策定など、計画策定からオープン後の広報活動まで、すべてのプロセスに携わり、この計画を実現させ、成功へと導いています。
Project Summary
計画概要
場所 | 青森県十和田市 |
完成 | 2008年 |
事業主体 | 十和田市 |
計画監修・計画策定 | 長田哲征 ※前組織・代表取締役時のプロジェクト |
設置作品点数 | 31点 |
建築設計 | 西沢立衛建築設計事務所 |
ウェブサイト | アーツトワダ・十和田市現代美術館 |
Artists
参加アーティスト
チェ・ジョンファ(韓国) / ジム・ランビー(イギリス) / ロン・ミュエク(オーストラリア) / マリール・ノイデッカー(ドイツ) / フェデリコ・エレーロ(コスタリカ) / 山本修路(日本) / ボッレ・セートレ(ノルウェー) / キム・チャンギョム(韓国) / ジェニファー・スタインカンプ(アメリカ) / ハンス・オプ・デ・ビーク(ベルギー) / トマス・サラセーノ(アルゼンチン) / オノ・ヨーコ(日本) / 森北伸(日本) / アナ・ラウラ・アラエズ(スペイン) / 椿昇(日本) / 栗林隆(日本) / スゥ・ドーホー(韓国) / ポール・モリソン(イギリス) / マイケル・リン(台湾) / 山極満博(日本) / 高橋匡太(日本)
Services
業務
・調査業務(地域調査、ワークショップ、ヒアリング)
・コンセプトメーキング (コンセプトの策定)
・計画策定(全体計画案の策定)
・運営計画策定(運営方法の検討、策定)
・収支計画検討、策定(計画全体の収支モデルの検討、策定)
・設計者選定業務(建築家調査、候補者選定、プロポーザル要綱作成等)
・プロジェクト実施体制の検討、策定
・全体監修およびプロジェクトマネジメント業務
・作家、作品選定業務
・作品設置に関わるコーディネーション業務
・展覧会企画業務
・広報計画および広報業務