入場料:1,500円(ワンドリンク付き)
アートワーク :髙橋匡太・川口怜子
マダム・レッド:フランソワ・アルデンテ(前田英一)
レッド・ガール:チャンジャ・セモリナ
パフォーマンス:辻本佳
パフォーマンス:コニョスナッチ・ズボビンスカヤ(C.Snatch Z. = 砂山典子)
音楽・DJ : LaLa(山中透)
スクリプト :出口雨(松尾恵)
コスチューム :南野詩恵
貝制作 :水嶋裕一(studio dog tart)
YCCヨコハマ創造都市センターでは、第四回目となるアート・ラウンジ「RED ROOM #4」を、2018年9月21日(金)・22日(土)19~23時の2日間、YCC 石造エントランスにて開催いたします。「RED ROOM」は、数ヶ月に一度だけ、1929年建造のYCCヨコハマ創造都市センターの石造エントランス部分に「赤い部屋」が出現し、開催されるラウンジ・イベントです。「RED ROOM」という名前が表すように、照明やインテリアなど、空間すべてが「赤」をテーマに構成され、ショウタイム、DJプレイ、バーカウンターでのドリンク提供など、誰もが気軽に楽しめるラウンジ・イベントとして開催されるものです。
アーティスト 髙橋匡太と川口怜子が手掛ける「RED ROOM」の空間、時空を旅する音楽家:LaLa(山中透)による音楽・DJプレイ、出口雨によるスクリプト・物語、フランソワ・アルデンテ(前田英一)とチャンジャ・セモリナのふたりのドラァグ・クイーン、振付家・ダンサー:辻本佳、そして、スペシャルゲストにコニョスナッチ・ズボビンスカヤ(愛称:スナッチ = 砂山典子)を迎え、1日3回のパフォーマンス・ショウタイムと、RED ROOM内でのサプライズ・パフォーマンスを予定しています。前回よりもさらにパワーアップした「RED ROOM #4」にご期待ください。なお、今回よりアドミッション制(入場料1500円・ワンドリンク付き)となりますので、予めご了承ください。
みなさまと、再び「赤い部屋」でお会いできることを楽しみにしております。
開催概要(2日間):
2018年9月21日(金)19:00~23:00
2018年9月22日(土)19:00~23:00
会場:YCC ヨコハマ創造都市センター 1929年石造エントランス(1階)
住所:〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1 YCC ヨコハマ創造都市センター
アクセス:みなとみらい線 馬車道駅1b出口すぐ/JR・市営地下鉄線 桜木町駅 徒歩5分、関内駅 徒歩7分
お問合せ:YCC ヨコハマ創造都市センター TEL 045-307-5305
主催:YCC ヨコハマ創造都市センター(特定非営利活動法人 YCC)
後援:横浜市文化観光局
企画:長田哲征(YCC / offsociety inc.)
コーディネーション:長田哲征 / 足立篤史(YCC)
ラウンジ・オペレーション: 園山佳世(café Omnibus)
RED ROOM #3 - Photo: Hajime Kato
RED ROOM #3 - Photo: Hajime Kato
RED ROOMでは、過去と現在、現実と非現実が錯綜しています。
Poseidon :辻本佳
Madam Red :フランソワ・アルデンテ
Red Girl :チャンジャ・セモリナ
謎の掃除婦 :C.Snatch Z.
時空を旅する音楽家 :DJ LaLa
ドラマトゥルグ :出口雨
【大人のおとぎ話と、新たな旅人】
異国の文化や人々がたどり着く水辺:ヨコハマには、今も、街のあちらこちらに過去の時空が存在しています。それは、目を凝らして見ようとしなければ誰も気づかない、異次元のボール・ルームです。
そこは、毎夜とぎれることのない、豪華で贅沢に着飾った人々のさざめきと赤い光に満たされています。歌う女たち、踊る男たち、気まぐれに立ち寄る不思議な観客たちが、過去をいつくしんだり、先へつづく膨大な時について、それぞれの思いにふけっています。いつもは誰の目にも映らない彼らは、ときどき現れては、また異次元へと戻っていき、素知らぬ顔で日常にまぎれていくといいます。
月齢11.4。満月の数日前の2018年9月21日。満ち潮とともに海から帰ってくる Madam Red は、その日に向けて少しずつ姿を現し、影を濃くしていきます。Red GirlとPoseidonは、Madam Redの従者のようであり預言者のようです。時空の裂け目からは、音楽家 LaLa が、新たな旅人を伴って戻ってこようとしています。RED ROOMは、大人のおとぎ話。時空が少しずれたボール・ルームは、未知の音楽、おしゃべり、出会いに満たされているはずです。そこにあるかないか、信じるのはあなた次第です。
スクリプト:出口雨
RED ROOM #3 / Photo: Hajime Kato
「RED ROOM #4」では、以下の時間帯にショウタイムがございます。みなさま、お誘いあわせの上、ご来場・ご観覧いただければ幸いです。なお、ショウタイムの時間は、当日の混雑状況などにより時間が前後する場合がありますので、予めご了承ください。
19:00~ Opening Performance @ Balcony
19:30~ 1st Showtime/Performance @ Shell Stage
21:00~ 2nd Showtime/Performance @ Shell Stage
22:30~ 3rd Showtime/Performance @ Shell Stage
上記のショウタイム以外にも、RED ROOMの空間内でのサプライズ・パフォーマンスを予定しております。
アドミッション:1,500円(ワンドリンク付き)
・アドミッションをお買い求めの上(入場料1,500円・ワンドリンク付き)、ご入場ください。予約は受け付けておりませんので、当日、エントランスにてお買い求めください。
・2杯目以降のドリンクは、有料(600円~・予定)にてお買い求めください。バーカウンターでは、RED ROOM オリジナルカクテル・ワイン・ビール・ソフトドリンク・フード(スナック等)を販売いたします。
注意事項・お願い
・スマホ・カメラ等で視界が遮られ、後ろのお客様がショウが見えにくくなることを防ぐ目的で、RED ROOM内で行われるショウタイム中(1日3回、19:30-/21:00-/22:30-)のスマホ・カメラ等での撮影はお断りしております。一方で、ショウタイム終了後に、お客さまとパフォーマーが一緒に撮影できるフォトセッションの時間を設けさせていただきますので、その際に撮影等お楽しみいただければ幸いです。
・RED ROOM内での、未成年のお客様への酒類販売・提供は、堅くお断りしております。
・横浜市内在住の高校生以下のお客様は、学生証等の提示により無料にて入場いただけます。ただし、ドリンクはご自身にてお買い求めください。
・大変申し訳ございませんが、小学生以下の小さなお子さまの入場はお断りしております。
・大変申し訳ございませんが、ペットの入場はお断りしております。
・飲食店同様にドリンク・フードの持ち込みは堅くお断りしております。
・RED ROOM内は、完全禁煙です。
・泥酔・暴言等、運営者が適切でないと判断した場合は、入場をお断りする場合がございますので、ご了承ください。
「RED ROOM」は、数ヶ月に一度だけ、1929年建造のYCCヨコハマ創造都市センターの石造エントランス部分に「赤い部屋」が出現し、開催されるアート・ラウンジです。「RED ROOM」という名前が表すように、照明やインテリアなど、空間すべてが「赤」をテーマに構成され、バーカウンターからは酒類を含むドリンク(有料)も提供されます。「RED ROOM」を形作る照明や赤い部屋そのものは、毎年横浜で開催されているスマートイルミネーションにおける光の作品で知られるアーティスト髙橋匡太・川口怜子が制作したアート作品であり、歴史的建築、アート、音楽、パフォーマンスなどが融合したラウンジ・イベントです。
YCCの建物は、横浜が壊滅的な打撃を受けた関東大震災から6年後の1929年に、国立第一銀行横浜支店として建設されました。第二次世界大戦中、大空襲により、横浜は再び壊滅的な打撃を受けますが、その空襲にも耐え、残った建物です。終戦直後、横浜市中区の7割がアメリカ進駐軍に接収されていた時代には、この建物が進駐軍のキャバレーとして使用されていた記録も残っています。そして、この「RED ROOM」は、1929年に建造された、そのままの形で残されているYCCの歴史的な石造エントランス部分で開催します。
「RED ROOM」は、アート・ラウンジであることに加え、YCCのこの建物が経験してきた横浜の歴史を、より身近に感じていただける機会として実施するものです。横浜の先人が残してくれたこの歴史的建造物に敬意を払いながら、今を生きる我々が、我々の時代感覚で、この建物を活用し、未来へと繋げていくことが、我々に与えられた義務とも感じて実施するものです。
しかしながら「RED ROOM」は、普段目にすることのない芸術に触れることのできる場として、また出会うことのない人々と出会える気軽な場として実施するものであり、堅苦しく、難しい会話をするための場ではありません。芸術に興味がある方でもない方でも、歴史に興味がある方でもない方でも、どなたでも気軽に楽しんでいただける場となることを目指しています。
数ヶ月に一度だけ、幻のように現れる「赤い部屋」へ、気軽にお越しください。「赤い部屋」で皆様にお会いできるのを、楽しみにしております。
RED ROOM #3 - Photo: Hajime Kato
RED ROOM #3 - Photo: Hajime Kato
RED ROOM #3 - Photo: Hajime Kato
「RED ROOM」を形作る建物外観のライトアップ、そして、室内照明やアンティーク家具などから構成される赤い部屋そのものは、毎年横浜で開催されているスマートイルミネーションでの作品などで知られるアーティスト髙橋匡太・川口怜子が制作したアート作品です。「RED ROOM」は、単に眺めるだけの作品として存在しているのではなく、自身が「赤い部屋」という空間に入ることのできる体験型の作品であると同時に、パフォーマンスや音楽などの芸術が行われる、またお酒を飲みながら芸術や人々との会話を楽しめるなど、さまざまな活動のためのプラットフォームでもあります。
Artist's Website http://www.kyota.jp
髙橋匡太
1970年京都生まれ。1995年京都市芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。東京駅100周年記念ライトアップ、京都・二条城、十和田市現代美術館、など大規模な建築物のライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な映像と光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたねプロジェクト」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」、「Glow with City Project」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。1995年キリンコンテンポラリーアワード'95最優秀作品賞、2005年京都府美術工芸新鋭選抜展2005最優秀賞、五島記念文化賞美術新人賞、グッドデザインアワード2005 (環境デザイン部門)、2008年京都府文化賞奨励賞、2010年京都市芸術新人賞、DSA日本空間デザイン賞2015優秀賞、などを受賞。
川口怜子
京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科造形工学専攻修士課程修了。2001年より美術家・髙橋匡太のアートワークに参加。現在、同作家の作品制作における空間設計・色彩設計・演出助手など照明に関わる部分を担当。ソロワークとして、「forest; snow」(金津創作の森10周年記念ライトアップ、2006年)、「Emitting Scratch 」(徳島LEDアートフェスティバル、2013年)を制作・発表。
(前田英一/Drag-Queen、Performer)
Photo:Mito Murakami
1990年代半ば、姉マルゲリータ・アルデンテとともに“ブルーデーガールズ”でクラブデビュー。後にソロとなる。前衛色の濃いアンダーグラウンドなショーやメタル調のハードなステージングアクトから、いわゆるディーヴァ系の華やかな王道レビューまでそのスキルは幅広く、また、ジェンダーの枠にとらわれず男女両方の性を演じることができる、数少ないマルチパフォーマー。国内外の現代美術およびコンテンポラリーアートとの結び付きも強く、その方面でも精力的に活動している。横浜では、「スマートイルミネーション横浜2015」のたてもののおしばい「塔(クイーン)は歌う」で初舞台。現在、京都を拠点に、GODA企画[フランソワ・アルデンテの変身ワークショップ」や、来年1月の初演出作品など。美醜にとらわれず従来の型にはまらないそのメイクアップ技法、身長約190cmの美脚に一部の人々から熱い支持を得ている。
(Drag-Queen)
Photo:Hajime Kato
2016年デビュー。アルデンテ家のあとを追う身長約2メートルの美女。未知数を最大限に秘めた大型新人(かもしれない)。コンテンポラリーアートの周辺では、アーティストを支える技術者、デザイナーとしても定評がある。
(振付家、ダンサー、俳優)
Photo:Hajime Kato
1985年生まれ。 三重大学生物資源学部卒業。2009年渡仏し、CCNC/BN、Company FATTOUMI LAMOULEUX「Just to dance」に参加。2013年より、柔道をベースとした身体操法についての研究を始める。故郷である紀州熊野にてフィールドワークを行い、採集した自然物、音、写真、身体感覚から、『Field Pray』と題して『#1どうすれば美しい運動が生まれるのか。』『♯2擬態と遡行』を発表する。2016年やなぎみわ演出『日輪の翼』、あごうさとし演出『Pure Nation』に出演し、俳優としての活動を始める。
(砂山典子/パフォーマンス・アーティスト、踊り子)
愛称は、スナッチ。
挑発的な女形。国内外の夜間営業の社交場で活動。
近年は、バーレスクイベントに頻繁に出没。風刺とユーモアを効かせたショウに定評がある。
砂山典子名義では、黒沢美香 & ダンサーズを経て、アーティストグループ「ダムタイプ」のメンバーとして90年から20年間のパフォーマンス作品を共同制作。ソロワーク代表作にライブ・インスタレーション「むせかえる世界」がある。
(DJ/作曲家/レコーディング・エンジニア/プロデューサー)
Photo:Hajime Kato
学生時代、京都を中心に実験音楽系のフィールドで活動し、マルチ・メディア・パフォーマンス・グループ「dumb type」の立ち上げに参加。創世記のメンバーとして、音楽と音響を担当。1989年よりクラブイベント「DIAMONDS ARE FOREVER」をシモーヌ深雪、故グローリアスと共にプロデュース。大阪、東京、名古屋、札幌、博多、新潟、仙台、N.Y.、マドリード、シドニー、パリ、ベルリンなど、世界各地のクラブで開催する。様々な分野の人々とも積極的にコラボレーションを行い、また勢力的にワークショップもこなす。近年の主な音楽監督の履歴としては、アジアを代表する演出家オン・ケンセンのカンパニー「シアターワークス」を軸に、BuBu、Monochrome Circus、じゅんじゅんScience、MuDAなど、アートからダンス/パフォーマンスまで多岐に渡る。自身で立ち上げたfoil-recordsの作品として、CD+DVDアルバム「flo+out(2007年)」、舞台音楽のリミックス作品集「Sextant(2012年)」などがある。
(松尾恵/エッセイスト)
夏目漱石「夢十夜」や内田百間「東京日記」をこよなく愛している。そこにない空間や失われた時間に興味がある。過去のアーティスト活動から時をおいて、近年、文字によるクリエイションに目覚め、エッセイやパフォーマンス作品の脚本も手がけている。
YCC ヨコハマ創造都市センター
〒231-8315 横浜市中区本町6-50-1
アクセス
■みなとみらい線 馬車道駅 1b出口
(野毛・桜木町口・アイランドタワー連絡口直結)
■JR・市営地下鉄線 桜木町駅 徒歩5分
■JR・市営地下鉄線 関内駅 徒歩7分
YCC ヨコハマ創造都市センター|
特定非営利活動法人 YCC
※本プログラムはYCC ヨコハマ創造都市センター
運営時に実施したものです
Copyright © YCC + offsociety inc.
All Rights Reserved.